勇気づけの方法
勇気づけるメッセージ
- 貢献や協力に注目する「助かったよ」「あなたが嬉しいとわたしも嬉しい」
- 過程を重視する「努力したんだね」「失敗したけど、一生懸命やったね」
- すでに達成できている成果を指摘する「この部分がいいね」「ずいぶん進歩したね」
- 失敗をも受け入れる「残念そうだね、努力したのにね」「この次はどうすればいいかな」
- 個人の成長を重視する「この前よりも上手になったね」「一度くらい後戻りしてもいい」
- 相手に判断を委ねる「あなたはどう思う?」
- 肯定的な表現を使う「慎重だね」
- 「Iメッセージ(こちらがどう思っているか)」を使う「(私は)そのやり方が好きだ/やめてほしい」
- 「意見言葉」を使う「あなたは正しいと思う」「あなたの意見にわたしは賛成できない」
- 感謝し共感する「協力してくれてありがとう」「やる気があるので嬉しい」
「 アドラー心理学だと子供をほめちゃいけないんだよね、難しー!」というつぶやきにとっさに反論できなかったので改めて考えてみる。
「子供をほめる」と聞いて思いつくほめ言葉は、「上手にできたね」。これは成果を重視している。この本でも出てきたが、配偶者に言われて微妙な気持ちになる言葉は良いほめ言葉ではない。
アドラーでは、上下関係にたった褒め言葉ではなく、大人同士の会話でも受け入れられるような褒め言葉をよしとする。ということだと思う。
キーワードは「うれしい」
高校時代、地理の先生がよく言っていた。「黒板きれいで気持ちいいなー!」
日直が毎時間、授業が終わるたびに黒板を消していたけど、それぞれの仕事ぶりには差がある。黒板消しクリーナーをちゃんとかけないとチョークがきれいにふき取れないし、まだらになる。日直が黒板を消すのは当たり前の仕事なんだけど、先生はそれを”ほめて”くれていたんだな。
まず相手の判断を聞いてみること。どこが一番良いと思っているか、うまくいってないと思うか。
仮面ライダーの影響やらで、子供が「最悪だ」「ヤバイ」を連発することがある。
「何がどう悪いの?」「それはどういう意味?」と必ず聞き返して、具体的に表現してもらうようにしている。
「わたしと何にも遊んでない」に対しても、「XXをして遊んだね」。
「大きいのにそんな言い方するんじゃありません」というのは、「あなたメッセージ」。 (相手が良いか悪いか、こちらが判断している)
「XX組さんはそんなことしない」と言ってしまいがち。
「足を揃えていい姿勢でごはんを食べてくれるから嬉しいな」にしよう。
主張的な自己主張の方法
- 横の関係にたつこと
- 理性的であること
- 論理的であること
- 権利と責任を意識すること
- 依頼口調を使うこと
アドラー心理学では、人間が不適切な行動をする最も根本的な原因は、勇気を失っていることと考える
「正しいことをしているときに褒めよ」と同義であると思う。
「してほしいことがあったら言ってちょうだい」(May I help you?)
Twitterでも話題になっていた。「もう寝なさい」は、英語ではもう少し良い言い方がある「もう寝る時間よ(It's time to go to bed.)」と似ている。
5歳8ヶ月児はまだ時計が正確に読めないので、数時間にわたるスケジュールを理解するのが難しい。おおよそ一時間くらいのスケジュール感に限られ、「次の6になったら出発」くらい。
16時すぎに帰宅。18時夕食、19時から次女お風呂~寝かしつけ、19時半~長女お風呂、髪の毛洗って着替えに付き合い、髪乾かして着替え、歯磨き。21時にベッドへ。
ラッキー(幸運)はあなた任せ。これはハッピー(幸福)とは違う