シンプルリスト/ドミニク・ローホー
ネガティブ思考を追い払うリスト
- ポジティブな文章
- 夢中になれる楽しいこと
- 考えすぎないために気分転換になること
図書館や本屋に行く
本を読む
パン屋にいく(町のパーラー、デュヌラルテ、ダンディゾン・・・)
パンやお菓子を食べる、コーヒーを飲む
手芸をする
娘たちの写真と動画を見返す
散歩(鎌倉、御苑)
大きなお風呂に浸かってボーっとする
バーに行く
人生をイメージするためのリスト
- 小さな目標(好きな人物、読みたい本、見たい芸術作品、訪ねたい国)
- 極めたい趣味
- 手放したいもの
- いつの日か住んでみたい場所
- 5年後、10年後、20年後になっていたい自分の姿
5年後:10才と5才の姉妹。下の子が、今の上の子と同じ年になっているころ。上はますます難しくなり、勉強も見てやらなければならない時期。下はそろそろ年長さんに向けて身の回りの自立を仕上げていく時期。
家庭では、家族とよい心理関係を築き、自立したポジティブな心身を育てていきたい。仕事では、時間という物理量では貢献できないが、チーム全体での総量、マネジメントに重きを置いて貢献したい。
10年後:
20年後:
シンプルリスト/ドミニク・ローホー
自分の多面性リスト
- 子供のときに好きだったこと
本を読むこと、拙い物語を書くこと
- 自分の長所と短所、性格
(長所)粘り強い、作業が手早い、手先が器用、作業の効率化を考える
(短所)短気、気分のむらがある、最後までやり遂げられない、
- なりたい人物像
なんらかの専門性がある人物。明るく接しやすい人。
- 願望
- 自分が期待していることと後悔していること
- 影響を受けた人物
- 自分が受けた教育
- 自分の履歴書
- 今までに行った旅行先
- 今までに暮らしたことのある場所
- これから暮らしたい場所
- 夢見ているライフスタイル
- 他人にもたれていると思われるイメージ
人生の羅針盤となるリスト
- キャリアプラン
- 住まいの計画
- 自分の知識や財産
- 頼りにしている人
- 尊敬する人
- 貴重な経験を通じて得てきたこと
- 人生の挫折(失業、離婚、失恋など)から抜け出すためのアイデア
- 心の支え(心に響く言葉の引用など)
- ある状況に置かれるといつも感じること
- 二度としたくないこと
「自分の証」リスト
- 自分のすぐれた点や自分の中で価値があると思うところ
よりよい生活や育児のために努力や工夫するところ、分からないことは調べるところ、期限を守ること
- ほかの人とは違う自分の精神的特長
複数の世界や場を持っていること
- 自分の長所
- 誇らしく思う50のこと
- これまでに学んだ専門や積んだ経験
プロジェクト運営、イベント企画、サイト運用、渉外
- 自分の才能
- まわりの人に好かれていると思うところ
- 他の人に提供できるもの
ちょっと便利な豆知識
- 自分を必要としてくれる人々
- 自分がなにかをもたらすことができた人々
- 自分を好いてくれる人々、好かれる理由
- 自分はどんな人物か(本質的にどういう人か)
- 自分がただ「存在する」ためにできること
- これからしたいこと(期限と方法)
- もう言わないこと
- もうしないこと
シンプルリスト/ドミニク・ローホー
「これが私!」といえるものが見つかるリスト
- 居心地がいいと思うカフェや公園
- 部屋におきたい花や植物
ほのかに香る、色の控えめな花。
- 身に着けたい色
黒、白、グレー、青、水色、カーキ、ベーシックな色。
- 自分らしい服やアクセサリー
パール、ダイヤ、イエローゴールド。繊細なもの、ディテールが凝っているもの。すらりとして見える服。
- 自分らしくない服やアクセサリー
モード系、派手な大柄プリント。シルバー系のアクセサリー。
- もっとも似合うメイク
ナチュラルな作りこみ。
- もっとも似合う髪形
ショートヘア。
- 実践したい食生活
腹七分目。
- 好きな食器や調度品のスタイル
北欧系、飾りが控えめで、穏やかな色のもの。
- つきあいたくない人のタイプ
自分の話ばかり、自慢ばかりする人。
- それをすることでいきいきできること
本を読む、散歩に出かける
- 好きな話題と嫌いな話題
科学や子育ての話題。嫌いなのは、ゴシップ。
人物描写リスト
- 人となりや好きなところ
明るく、フラットに話しかけやすい。
- 思春期の友達
好きなことを一緒に楽しめる
- 恋人
知らない知識や世界を教えてくれる
- 先生に教えられたこと、尊敬する点
生徒を放任することの忍耐と辛抱つよさ、自由を認めること
- かかわった時間は短くても強い印象を受けた人
文章の表現がうまい
- 強烈な個性で、影響を与えられた人
これはどうか、あれはどうか、とアイデアを次々に見せる
- 小説なや物語、映画で印象に残った登場人物
完全な科学者でありながら、子供の自由を認めて死なせたこと
かけがえのない瞬間のリスト
- 理想的な一日とは
朝、余裕をもった時間に起き、皆が機嫌よく朝食を食べて出かける。元気に過ごして、夕方は軽くご飯を食べて、お風呂で温まり、ぐっすり眠ること。
- 日常にある楽しみの時間
散歩に行く、お酒を少しだけのむ。
Gobblet Gobblersのルール
- どのゴブラー(駒)で始めても良い
- ゴブラーの上に、新しいゴブラーをかぶせられる。かぶせられれば、どの大きさのゴブラーを使ってもよい
- 順番がきたら、以下のどちらかを行う
1.新しいゴブラーを、ボードの空いている場所に置くか、すでにあるゴブラーに被せる
2.すでにボードにあるゴブラーを、ボードの空いている場所に置くか、他のゴブラーに被せる(被せているゴブラーを取って、空いている場所に置くか、他のゴブラーに被せる)
- 3つ揃えて一列になった人の勝ち
Tips
- ゴブラーの下に何色のゴブラーがあるか覚えておくこと
勇気づけの方法
勇気づけるメッセージ
- 貢献や協力に注目する「助かったよ」「あなたが嬉しいとわたしも嬉しい」
- 過程を重視する「努力したんだね」「失敗したけど、一生懸命やったね」
- すでに達成できている成果を指摘する「この部分がいいね」「ずいぶん進歩したね」
- 失敗をも受け入れる「残念そうだね、努力したのにね」「この次はどうすればいいかな」
- 個人の成長を重視する「この前よりも上手になったね」「一度くらい後戻りしてもいい」
- 相手に判断を委ねる「あなたはどう思う?」
- 肯定的な表現を使う「慎重だね」
- 「Iメッセージ(こちらがどう思っているか)」を使う「(私は)そのやり方が好きだ/やめてほしい」
- 「意見言葉」を使う「あなたは正しいと思う」「あなたの意見にわたしは賛成できない」
- 感謝し共感する「協力してくれてありがとう」「やる気があるので嬉しい」
「 アドラー心理学だと子供をほめちゃいけないんだよね、難しー!」というつぶやきにとっさに反論できなかったので改めて考えてみる。
「子供をほめる」と聞いて思いつくほめ言葉は、「上手にできたね」。これは成果を重視している。この本でも出てきたが、配偶者に言われて微妙な気持ちになる言葉は良いほめ言葉ではない。
アドラーでは、上下関係にたった褒め言葉ではなく、大人同士の会話でも受け入れられるような褒め言葉をよしとする。ということだと思う。
キーワードは「うれしい」
高校時代、地理の先生がよく言っていた。「黒板きれいで気持ちいいなー!」
日直が毎時間、授業が終わるたびに黒板を消していたけど、それぞれの仕事ぶりには差がある。黒板消しクリーナーをちゃんとかけないとチョークがきれいにふき取れないし、まだらになる。日直が黒板を消すのは当たり前の仕事なんだけど、先生はそれを”ほめて”くれていたんだな。
まず相手の判断を聞いてみること。どこが一番良いと思っているか、うまくいってないと思うか。
仮面ライダーの影響やらで、子供が「最悪だ」「ヤバイ」を連発することがある。
「何がどう悪いの?」「それはどういう意味?」と必ず聞き返して、具体的に表現してもらうようにしている。
「わたしと何にも遊んでない」に対しても、「XXをして遊んだね」。
「大きいのにそんな言い方するんじゃありません」というのは、「あなたメッセージ」。 (相手が良いか悪いか、こちらが判断している)
「XX組さんはそんなことしない」と言ってしまいがち。
「足を揃えていい姿勢でごはんを食べてくれるから嬉しいな」にしよう。
主張的な自己主張の方法
- 横の関係にたつこと
- 理性的であること
- 論理的であること
- 権利と責任を意識すること
- 依頼口調を使うこと
アドラー心理学では、人間が不適切な行動をする最も根本的な原因は、勇気を失っていることと考える
「正しいことをしているときに褒めよ」と同義であると思う。
「してほしいことがあったら言ってちょうだい」(May I help you?)
Twitterでも話題になっていた。「もう寝なさい」は、英語ではもう少し良い言い方がある「もう寝る時間よ(It's time to go to bed.)」と似ている。
5歳8ヶ月児はまだ時計が正確に読めないので、数時間にわたるスケジュールを理解するのが難しい。おおよそ一時間くらいのスケジュール感に限られ、「次の6になったら出発」くらい。
16時すぎに帰宅。18時夕食、19時から次女お風呂~寝かしつけ、19時半~長女お風呂、髪の毛洗って着替えに付き合い、髪乾かして着替え、歯磨き。21時にベッドへ。
ラッキー(幸運)はあなた任せ。これはハッピー(幸福)とは違う
気疲れの分析
誘われて、ランチに行ってきた。
なんだか場にもなじめず、ただただ疲れて帰ってきた。
- 冒頭の挨拶タイミングをしくじった。最初をしくじると後に響く。
- 気後れした。高価できちんとした身なりの役職付き、とか、海外在住ウン年、とか、キラキラはきはき美人さん、とか。
<処方箋1>たいてい後で、ああ言えばよかったこう振舞えばよかった、と悶々とするたちなのだから、テンプレのように明るく挨拶し、語尾まではっきりしゃべり、穏やかにゆっくり過ごせばいい。
<処方箋2>何のとりえがあるわけでもない、普通のおばさんになる心構え不足。凡庸な自己イメージに不満はあったとしても、事実。
外見や仕事を褒めてもらったり、学歴を尊敬されることがあっても、過去のことなのだし。
最近、仕事!復職!と焦る気持ちがあるのは、仕事での肩書きがないと自分としてのバランスがとれないのだと気づいた。会社や仕事に、よく言えば自信があり、悪く言えばプライドが高すぎる。これでは定年退職後に過去の威光にすがる人のようだ。
<処方箋3>「プライド高すぎ」の副作用は、素直ではない、態度が硬い。テンプレをいつも適用する自信をつけよう。これ、一月の目標にする。
さあ、育休後からはじめよう
長女の復職のときにも参考にした山口さんの著書。復職時には、ブログを参考にして紙を書いて役立ったので再読。
ロールモデル思考法
とは、梅田望夫「ウェブ時代をゆく」(ちくま新書)で紹介されている考え方一言でいうと、好きをみつけて育てるための思考法。自分の好きなことはなにか、何にむいているのか、を自分に問い続けるかわり、外界の情報から直感でこれはいいなと思えるロールモデルを選んでいくこと。
「ある人の生き方のある部分」「ある仕事に流れる時間」「誰かの時間の使い方」「誰かの生活の場面」
個人面
育児面
- こどもに手をあげない
- 話をきいて、本人に決めさせる (結果も引き受けさせること)
家事面
- ごはんがおいしい
- 手作りパンやお菓子をこどもと一緒につくる
- 家がきれい
精神面
- 平準化。調子がよくてもよくなくても、一定の基準(量)に達したらそれでやめる。
仕事面
- 前上司のプロフェッショナルさ。サポートぶり。業務フローを把握していること、現場の判断が正しいと任せられること。「ちょっと補足すると」「今日の集まりは~~すること」「トピックは~~(メールで送っておき、あとは集まる)」